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「伝え方が9割」著者、佐々木圭一さんの講演で学んだことが有益すぎた。【"伝える"はセンスではなく学べる】

こんにちは。kumaです。

 

先日会社の社員総会で、「伝え方が9割」で有名な佐々木圭一さんの講演が

聞けるという機会がありまして(会社に大感謝) 、

そこで得たことが有益すぎたのでその話をしたいと思います。

 

>>「伝え方が9割」の詳細

 

講演ではこの本で書いてある内容が多かったですが、生で佐々木さんから聞くと説得力があり納得感も高かったので記録を残す意味も込めて、この記事を書いています。

 

結論、下記の3つのことを学びました。

 

  1. 伝え方は、センスではなく学べる・身につけられるもの
  2. 印象に残る伝え方・キャッチコピーの法則
  3. 「ノー」を「イエス」に変える伝え方の技術

 

1時間という短い時間でしたが、非常に中身の濃い講演内容。

以下で詳しくお話ししていきます。

 

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「伝え方が9割」著者、佐々木圭一さんの講演で学んだこと

伝え方はセンスではなく学べる・身につけられるもの

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伝え方が上手いのはセンスだと思われがちですが、佐々木さんによると伝え方は学ぶことができて、身につけられるものだと語っていました。

 

皆さんに質問ですが、

学校教育で「伝え方」を学んだことのある人はどれくらいいるでしょうか?

おそらく、というか間違いなくいないですよね。

 

日本の学校教育において、伝え方を教わる環境は無いに等しいです。

 

ですが、驚異のプレゼンで有名なスティーブジョブズを輩出したアメリカでは、小さい頃から人前で伝える「環境」があり、学校教育に取り入れられています。

 

そのためなのか、アメリカ人は話すのが非常に上手だと言われていますね。

 

このように、伝え方の技術を学べて実践する環境があれば上手な伝え方というのは身につけられるものだということです。

 

冒頭で佐々木さんがこのような話を自信持って話されており、この時点でだいぶ引き込まれていました。

 

何度も言うようですが、

伝え方は学べる!

 

ノウハウを身につければ誰でも伝え上手になれるというマインドになりました。

 

印象に残る伝え方・キャッチコピーの法則

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佐々木圭一さんは、有名企業の広告のキャッチコピーや、有名アーティストの作詞など″コトバづくり″のスペシャリスト。

 

そんな佐々木さんが、

「印象に残るコピーには共通点がある」ということを講演で語っていました。

 

それは、反対の言葉を並べるということ。

 

考えるな、感じろ(ブルースリー)
コクがあるのにキレがある(アサヒビール)
・事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ(踊る大捜査線)

 

これは佐々木さんの言葉を借りると「ギャップ法」という人の心を動かす技術を使っています。

 

他にも、

「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」アメリカ前大統領のオバマ氏の言葉です。

 

言いたいのは、「あなたの勝利だ。」なのですが、前に反対の言葉があるだけでガラリと印象が変わりますね。

 

「ノー」を「イエス」に変える伝え方の技術

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結論、

自分の願いをストレートに言うのではなく、相手にとってのメリットを提示することが、ノーをイエスに変える最短ルートです。

 

佐々木さんいわく、そのポイントは下記7つです。

 

①相手の好きなことに触れる

②嫌いなことを回避できる情報を入れる

③選択の自由を与え、決めさせてあげる

④認められたい欲を刺激する

⑤あなた限定感を出す

⑥チームワーク化する

⑦感謝をそえる

 

″意中の人をデートに誘いたい!″

→①のように相手の好きなことを切り口に誘ってみる

 

″部下にどうしてもやってほしい仕事がある″

→その人しか適任がいないんだという⑤の限定感や④の認められたい欲を刺激する

 

″勉強しない子供に勉強をさせたい″
→勉強しなさいではなく、「一緒に勉強しよう」と言って、一緒に勉強する。

 

⑥のチームワーク化です。

「伝え方が9割」への感謝の手紙で最も反響が多いのはこの「勉強しよう」らしいです。

 

「子を持つ方は、ぜひ試してみてください、効果抜群です」と言っていました。

 

などなど。

このように、相手がどんなことを言われたらイエスと答えたくなるかを考えて伝えるということですね。

 

ここのパート、もっと伝えたいのですが長くなるので詳しくはこちらから本を買って読んでみてください。もっと詳細に書いています。

 

講演で印象的だった話(佐々木さんが本を書くきっかけになったエピソード)

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講演で印象的だった話がありまして、それは、佐々木さんが本を書くきっかけになったマグドナルドでの出来事です。

 

佐々木さんはある日、仕事で急いでいてサクッとご飯を食べるために、マグドナルドに行ってドライブスルーでフライドポテトを頼みました。

そのときに店員のお姉さんからいわれたのが、

「できたてをご用意するので4分ほどお待ちいただいてもよろしいでしょうか?」

という言葉でした。

 

急いでいたのに、思わず頼んでしまったそうです。佐々木さんは車の中で考えました。

 

「なぜ俺は頼んでしまったのか?」

 

4分も待たせると分かってたら買わなかったのになんで買ったんだ?

佐々木さんは買ったあと車の中で考えました。

 

答えは、「″できたて″をご用意するので」でした。

 

ここで「4分ほどお待ちいただけますでしょうか?」と、言われていたらおそらく買わなかったであろうと。

 

できたてという佐々木さんの好きなこと、つまりメリットに触れたからだ。

 

こんな経験から、伝え方によって人を動かすことができるということを実感したそうです。

大きな気づきだったようで、この話はすごく印象深かったです。

 

おわりに

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佐々木さんの講演以降、先輩や上司になにかをお願いする場面では必ず、ノーをイエスに変える技術を試しています。

 

こればっかりはすぐに身につくものではないので、日々意識しながらまずはやってみることですね。

 

習慣的にやっていれば自然と身につくと思うので、ぜひ試してみましょう!

 

また、「伝え方が9割」は1500円くらいで買えます。それ以上の価値があるので、安いものです。

 

自分への投資として買って読んでみましょう。

 

それではまた!

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